スケールモデル開発日記03「コンペ開催」
2025.04.14
「宣材用1/8スケールモデルの開発」ですが、ついに社内コンペが開催されました!
当日の様子をお届けします。

■コンペ概要
本コンペは、実際に可動するスケールモデルの開発を通じて、技術力と創造力を発揮する場として企画されました。
- 対象者:設計部の若手社員
- 参加形式:個人またはチーム
- 応募数:4件
■プレゼンテーションの様子
各チームからは、以下のような多様なアイデアが提案されました。
- 完全再現版: マイコン制御により、実機に近い自動動作を実現
- 廉価版: おもちゃのようなコンセプトで、手動操作を主体とする(主に3Dプリンタ製の部品を活用)
- 機構変換版: 実機とは異なる機構を用いて、同様の動作を再現
- 部分電動再現版: 一部の動作を電動で再現し、他は手動操作
各チームは、設計の工夫や製作の過程、実機との比較などを交えてプレゼンテーションを行い、審査員からの評価を受けました。
■質疑応答のハイライト
プレゼンテーション後の質疑応答では、以下のような実践的な質問が寄せられ、活発な議論が展開されました。
- ・ モデルの重量はどの程度か
- ・ フレーム素材の選定理由は
- ・ 3Dプリンタ製の部品で、強度は問題ないか
- ・ 実機と異なる駆動方式を選んだ理由は
- ・ 顧客が購入したくなる要素は何だと思うか
- ・ 前提条件や見えない部分の仕様について考慮したか
これらの質疑を通じて、各チームは自身の提案をより深く掘り下げ、実現可能性や市場性についての理解を深める機会となりました。
■今後の展開
次回のステップとして、各チームには詳細な見積もりの提出が求められています。営業部や社長との協議を経て、最終的な採用案が決定される予定です。
本コンペを通じて、若手社員の創造力と技術力が発揮され、今後の製品開発や広報活動においても大きな成果が期待されます。